タカタ製エアバッグに不具合 日産自動車北アメリカが「ヴァーサ」を500台以上リコール
リングプレートに不具合 異常破裂インフレーターとは関係なし
日産自動車の北アメリカ事業である日産自動車北アメリカが、タカタ製エアバッグに不具合があるため、「ヴァーサ」及び「ヴァーサ・ノート」両2017年モデルをリコールすることが分かったと、7日より自動車関連メディアが報じている。日産がアメリカで展開するコンパクトカー「ヴァーサ」に搭載されているタカタ製エアバッグの、エアバッグ・クッションを固定するリングプレートの強度に問題があることが発覚し、500台以上ものリコールが明らかになった。しかし、世界的にリコールされているタカタ製エアバッグ・インフレーターのように、異常破裂につながる不具合ではないことが強調されている。
メキシコでおよそ1900台の欠陥製品を発見 アメリカへ輸出されたものを搭載
4月までに日産はメキシコにおいて、不具合が見つかったエアバッグが搭載されたモデル自動車が、およそ1900台あることを確認。そのうち「ヴァーサ」500台以上がアメリカへ輸出されたことが分かり、今回のリコールに踏み切った。日産は対象となっている「ヴァーサ」の所有者へリコールの詳細を知らせ、地元の日産ディーラーが無料で交換をしていくとしている。
(画像はCarComplaintsより)
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