ハネウェル、ルイジアナにカーエアコン用冷媒の製造施設を開設

需要増加の見込まれる次世代のカーエアコン用冷媒
自動車のターボチャージャーや航空宇宙製品など、多様化されたテクノロジーと製造のリーダーであるハネウェルは、アメリカルイジアナ州に次世代のカーエアコン用冷媒を製造する施設をオープンしたことを、5月16日のプレスリリースで発表した。

新工場はルイジアナ州のガイスマーに、3億ドルを投資して建設された。同工場でハネウェルは、次世代のカーエアコン用冷媒「ソルスティスyf(HFO-1234yf)」を製造する。

「ソルスティスyf」は、現在最も広く流通しているカーエアコン用冷媒「R-134a」の代替品として開発された受賞歴のある製品だ。新工場は「ソルスティスyf(HFO-1234yf)」を製造する世界最大規模の施設となった。
高いパフォーマンスで環境に優しい革新的な「ソルスティスyf(HFO-1234yf)」
総額9億ドルを投資し、ハネウェルの科学者たちにより10年以上をかけて開発された「ソルスティスyf(HFO-1234yf)」。2000年代前半より、段階的に排除されることが見込まれた「R-134a」に代わる革新的な製品だ。

「ソルスティスyf(HFO-1234yf)」は、「R-134a」と比べ99.9%低いGWPとなっている。燃費向上と温室効果ガス排出量の削減に関し、世界的な必要条件を満たす最高のソリューションとなる見込みだ。

すでに2000万台以上に使用されている「ソルスティスyf(HFO-1234yf)」は、今後ほとんど全ての自動車メーカーが使用すると見られ、2017年内には4000万台以上に採用されると予測されている。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

ハネウェル・プレスリリース
https://www.honeywell.com/