タカタ製欠陥エアバッグ問題、5億5300万ドル支払いで4社と和解合意
アメリカで経済的損失に対する集団訴訟 トヨタやマツダを含む4社と和解合意
タカタ製欠陥エアバッグがアメリカでは歴史的なリコール数に上っており、自動車の所有者によって経済的な損失に対する補償を求める集団訴訟が起こされていたが、タカタは5億5300万ドルを支払うことを条件に、自動車メーカー4社と和解合意に至ったと、各メディアが18日より報じている。和解合意に至ったのはトヨタやマツダ、SUBARU、BMWの4社で、5億5300万ドルの和解金は、およそ1600万台のエアバッグ交換などの費用や、様々な補償にあてられるとした。
トヨタへの和解金が最高額の2億7850万ドル 和解に至らない自動車メーカーも
リコールによりレンタカーの利用を余儀なくされた顧客などへの補償となる和解金は、トヨタの2億7850万ドルが最高額で、BMWの1億3100万ドルがそれに続いた。しかし一方で、ホンダや日産自動車、アメリカ・フォード・モーターなど和解合意に至っていない自動車メーカーも存在しており、リコールの問題なども含め、総合的な解決にはまだまだ時間を要するとみられている。
（画像はReutersより）
▼外部リンク
Reuters
http://www.reuters.com/
The New York Times
https://www.nytimes.com/
The Telegraph
http://www.telegraph.co.uk/