ボルグワーナー、ZFトランスミッション用のデュアルクラッチモジュールを提供
高性能スポーツカー向け
ボルグワーナーは22日、ZF社の最新トランスミッションに搭載される新しいデュアルクラッチモジュールシリーズの生産を開始したことを発表した。
高性能スポーツカー向けに特別に設計されたボルグワーナーの欧州初のデュアルクラッチモジュールシリーズは、ドイツで開発され生産されたものであり、改善された耐久性と信頼性を持ち、シフトフィーリングの向上に貢献している。
ZF社との協力によりドイツで開発
ボルグワーナー・トランスミッションシステムズの社長兼ゼネラル・マネージャーであるRobin Kendrick氏は、次のように述べた。「ZF社とのビジネス協力を拡大し、ボルグワーナーは、エンジニアリング・トランスミッション・コンポーネントに関する幅広い専門知識を活用して、コンパクトで軽量な設計を特徴とするモジュール式の高効率ソリューションを開発しました。その結果、我が社のデュアルクラッチモジュールは、スポーツカーやその他の高トルク、高回転用途向けの理想的なソリューションとなっています。」(プレスリリースより引用)
改善された燃費とシフトフィーリング
この革新的な新しいデュアルクラッチモジュールシリーズは、トルク容量570Nmと700Nm、1,000 Nmで利用可能であり、認識される程度のパワーフローの中断なしで1秒以内の変速が可能である。先進的なソリューションは、スピン損失を最小限に抑え、耐熱性や高トルク容量、信頼性の高いトランスミッション操作性を提供する、特殊な溝設計の高エネルギー湿式摩擦材料も採用している。
その調整可能な発進特性と組み合わせて、デュアルクラッチモジュールは、シングルクラッチ自動トランスミッションに匹敵する燃費と、従来の高品質自動トランスミッションに匹敵する変速品質に貢献している。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
BorgWarner Press Releases
https://www.borgwarner.com/