Plastic Omnium、自動車戦略諮問委員会に社外メンバーを招へい

技術革新を促進
Plastic Omniumは、同社の革新パターンを促進するための権威あるアドバイスと指導を得るために、同社の自動車戦略諮問委員会を社外のメンバーに開放することを発表した。

Plastic Omnium の自動車戦略諮問委員会は2011年に創立され、オープンイノベーション、コラボレーションと相互作用、民間企業と公共企業のパートナーシップ、技術移転に関する包括的ポリシーアプローチの開発を支援している。

また、委員会は、Plastic OmniumのR&D の重役に加えて、今回、学術界、研究および産業界から国際的な著名人を迎えることとなった。

様々な専門分野のスペシャリスト
今回、諮問委員会に参加した外部メンバーは次の3名。

まず、ESPCI Parisの教授であり、フランス科学アカデミー会員、技術アカデミー会員であるMathias Fink教授。Fink教授は、波の伝搬とイメージングに関する国際的に認められた研究者であり、フランス国立の特別高等教育機関であるコレージュ・ド・フランスにおいて、技術革新の議長を務めた。

次に、シンシナティ大学のJay Lee教授。オハイオの著名な学者であるLee教授は、L.W. Scott Alter会議の会長であり、インテリジェントメンテナンスシステムに関するアメリカ国立科学財団とIndustry/University Cooperative Research Centerの創設理事である。

現在の研究では、予測可能なビッグデータ分析とサイバー物理システム、予後と健康管理(PHM)、およびスマート資産管理システムに焦点を当てている。

3人目は、沖縄科学技術大学院大学教授、株式会社ソニーコンピュータサイエンス研究所取締役所長、システム生物学研究所長の北野宏明教授である。北野教授は、AIやロボット工学、システム生物学、スマートエネルギーシステムのパイオニアの1人。

彼は、複数の世界トップレベルの大学で教授を務め、人工知能に関する国際合同会議(2009年~2011年)の会長を含む国際社会および委員会の委員長を務めるなど、主要な政府資金によるプロジェクトを多数指導した。

水素使用など自動車産業の変化に対応
Plastic Omniumは、ベルギーのブリュッセルにおいて、新エネルギーに取り組む先進的な研究センターの新設したことに加え、水素燃料電池分野で2016年に「POCellTech」を創設した。

さらに、水素使用の開発に関わる主要なグローバルグループを集めており、自動車産業の加速した変化に貢献するというコミットメントを再確認している。

(画像はPlastic Omniumより)


▼外部リンク

Plastic Omnium Press Releases
https://www.plasticomnium.com/