小糸製作所、米国での訴訟和解へ

ディーラーおよび最終購入者からの提訴が和解へ
小糸製作所は5月26日のプレスリリースにて、米国ミシガン州東部地区連邦裁判所で提訴されていたが、原告らと和解が成立したと発表した。

自動車用ランプ、自動車HIDランプ用バラストを購入したディーラーと最終購入者によって、提訴されていた。

訴訟から和解への経緯について
この訴訟は上記の原告らが小糸製作所およびその他のこれに関わる企業が米国の自動車用ランプ、自動車HIDランプ用バラストに対し、故意による調整を行ったと提訴した。

この提訴は、損害賠償請求およびこの行為を止めるよう求めるものであった。しかし、小糸製作所を含む、対象の被告らはこれを勘案し、和解することを決定した。この和解手続きについては、今後、米国ミシガン州東部地区連邦裁判所で執り行われることになっている。

和解対象者および内容について
和解対象者は上記の自動車用ランプ、自動車HIDランプ用バラストの購入ディーラーおよび最終購入者で、和解金額は日本円で合計およそ3,400,000,000円(米国ドルで3,025,000,000ドル)となる。

今後は、この問題について、平成30年3月の業績へ影響することはないと小糸製作所は考えている。

(画像は小糸製作所のホームページより)


▼外部リンク

小糸製作所 プレスリリース
http://www.koito.co.jp/