ゲシュタンプ、ミシガン州に新たな研究開発センターをオープン

顧客のプログラムニーズを満たすテクノロジー開発
スペインの多国籍企業で自動車プレス部品の世界的サプライヤーであるゲシュタンプは、ミシガン州南東部のオーバーンヒルズに新たな研究開発センターをオープンしたことを、5月25日のプレスリリースで発表した。

同施設には、プロトタイプロボットの組み立てセルをはじめとし、レーザーセルや耐久性能テストラボ、計測学の研究室などが備わっている。

自動車業界の顧客のプログラムニーズを満たすため、テクノロジー情報へ確実に早くアクセスすることを可能とする。また車両の事故シミュレーションを行う能力も備わっており、エンジニアリングと共同での開発が行われる見込みだ。
車体とシャシーの分野で革新的な軽量化ソリューションを提供
新しい研究開発センターでは、プロトタイプアセンブリや、耐久性・行動パフォーマンスを測定することも可能となる。施設のこうした進展部分により、ゲシュタンプはOEM顧客へ、より軽量化された車体やシャシーを提供することが可能となる。

オーバーンヒルズの施設は、ゲシュタンプの世界的な研究開発ネットワークの一部として、より軽くより安全な車両のため業界をリードするソリューション開発が見込まれる。

ゲシュタンプでは、2012年から2016年におよそ5億ドルをアメリカの施設へ投資している。現在ミシガンの従業員は852人に達しており、新施設では高度な技術を要する仕事へ64人を新たに雇用する予定だ。また新工場の建設も進められている。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

ゲシュタンプ・プレスリリース
http://www.gestamp.com/