ヒュンダイ、商用車のメガフェアで電気バス「エレクシティ」を初公開

長年開発を進めてきたヒュンダイ初の大量生産型電気バス
韓国の大手自動車メーカーヒュンダイは、5月25日から28日まで韓国で開催された「ヒュンダイトラック&バスメガフェア」で、同社初となる大量生産型の電気バスを初公開したことを、5月25日のプレスリリースで明らかにした。

初めて公開されたのは「エレクシティ(Elec City)」と呼ばれる電気バスで、1999年から研究開発が進められてきた環境に優しい将来の商用車のひとつ。ヒュンダイ初の「大量生産できる電気バス」として、2018年を目処に公式に発売される見込みだ。

「ヒュンダイトラック&バスメガフェア」では、将来の商用車テクノロジー二対するヒュンダイのビジョンが示された。
環境に優しく知的な商用車の開発に注目
ヒュンダイはこれまで持続可能な成長と、「クリーン」なモビリティに注目し、パワートレインを中心とした研究開発を行ってきた。2015年と比較し、商用車の燃料効率を2020年までに最大30%上昇させることを目標としている。

またトラックやバスなどの商用車へ、「衝突被害軽減ブレーキ(AEB)」や「スマートクルーズコントロール(SCC)」などのインテリジェント・セーフティ機能を搭載している。

「エレクシティ」は、256kWhのリチウムポリマーバッテリーを採用し一度の充電で約290kmを走行することが可能だ。世界130カ国で商用車を販売するヒュンダイは今年度、10万5000台以上の商用車販売を目指している。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

ヒュンダイ・プレスリリース
https://www.hyundai.com/