日本精工、中国昆山工場の20周年を迎える
中国事業の足場となった昆山工場
日本精工は5月31日のプレスリリースにて、2017年4月28日に中国の生産拠点であるNSK昆山社が稼働から20周年を迎え、記念式典を執り行ったと発表した。この式典では、中国総代表の織戸宏昌氏は来賓にこれまでの事業拡大に尽力頂いたことについて感謝の意を表明した。また、NSK昆山社の総経理の楊平海氏がこれまでを振り返り、今後の発展を明言した。
日本精工にとって中国での初の生産拠点
昆山工場は日本精工にとって中国で初の生産拠点であり、中国事業の足場となった。その後、昆山社は第2棟、第3棟と着実に生産工場を広めていった。現在は中国に幅広い展開を見せている
日本精工は1960年代から中国向けに輸出をスタートし、中国との技術交流および研修生の受け入れも行ってきた。中国市場においても、年々、高品質な製品が求められ、1995年7月にNSK昆山社を設立、1997年4月には工場の稼働が開始した。生産している製品は自動車軸受、産業機械軸受で、従業員は約1500人にも及ぶ。
現在は、昆山市の工場だけでなく、生産拠点は計12箇所、テクノロジーセンター1箇所、販売拠点18箇所にまで成長を遂げた。今後も高品質な製品を市場に貢献していくだろう。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
日本精工 プレスリリース
http://www.nsk.com/news/2017/press0531a.html