ボッシュ、イタリアのAlbertini Cesare社の買収を計画

主に自動車のキャストハウジングを製造
ボッシュは1日、イタリアのAlbertini Cesare社の全株式を取得する予定であることを発表した。

Albertini Cesare社は、アルミダイキャストのメーカーであり、電動ステアリングシステムを含む自動車業界向けに、主にキャストハウジングを製造している。同社はミラノ近郊のヴィッラサンタに本社を置き、現在はイタリア北部の2つの拠点において400人以上の従業員を雇用している。

ボッシュは、Albertini Cesare社の買収により、将来的に、電動ステアリングシステムの必須部品である鋳造のハウジングを確実に供給する能力を確保したこととなる。

ロバート・ボッシュ社の取締役会メンバーであるDirk Hoheisel博士は、次のように述べた。
「我々は、地域の生産が迅速に再加速すると確信しており、すべての顧客に、質の高い基準を完璧に提供することを目標としています。このために、我々は、Albertini Cesare社の能力と熱心さに期待しています。」(プレスリリースより引用)

オートモティブステアリング部門に統合
ボッシュは、Albertini Cesare社を、同社のオートモティブステアリング部門に統合する予定。同部門は、12ヶ国で約15,000人の従業員を雇用しており、乗用車および商用車のステアリングシステムソリューションを開発している。

買収計画は、独占禁止当局の承認を条件としており、Albertini Cesare社の経営陣は、可能な限り早い時期に会社から撤退すること、契約の詳細は明らかにされないことに合意している。

(画像はプレスリリースより)


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