ブリヂストン、ロシアの乗用車用タイヤ工場で開所式
2016年12月より生産開始
自動車用タイヤの大手サプライヤーであるブリヂストンのグループ会社ブリヂストン タイヤ マニュファクチャリング シーアイエス エルエルシーは6日、2017年5月25日にロシアのウリヤノフスク州にある乗用車用ラジアルタイヤの新工場において開所式を実施したと発表した。新工場の開所式は、駐ロシア日本大使の上月豊久氏、沿ヴォルガ連邦管区大統領全権代表のミハイル・バビチ氏、ウリヤノフスク州知事のセルゲイ・モロゾフ氏、三菱商事社長の垣内威彦氏など多くの関係者が参加するなかで行われた。
ブリヂストンの代表執行役員である西海和久氏は、ウリヤノフスク州政府からの継続的な支援に対して謝意を表明するとともに、次のように述べている。
「ロシア工場建設を決定してから関係者全員による4年にわたる努力の結果、この最新鋭工場の稼働を開始することが出来ました。新たに工場で働く従業員と共に、『最高の品質で社会に貢献』というブリヂストンの使命を果たすことにより、ロシア・CIS地域の人々を含む全ての人々に信頼され自らも誇りを持てる企業を目指します。」(プレスリリースより引用)

現地の需要拡大に対応
ロシア・CIS地域は、人口が約3億人にのぼる大きな市場であり、中長期的に新車販売やタイヤ需要のさらなる伸びが見込まれており、今回の新工場は、現地での需要拡大に対応することを目的に建設された。ブリヂストングループはこれまでにも小売チャネル網の拡充など事業展開を推進してきたが、今回の新工場建設により、市場に近いところで商品を生産しタイムリーに納入する体制を実現していく方針である。
なお、今回、ロシアに開設した新工場は、2016年12月に生産を開始している。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
ブリヂストン プレスリリース
http://www.bridgestone.co.jp