デルファイ、トランスデブと自律走行車両でビジネスパートナーシップ

完全にオートメーション化された無人オンデマンド車両
大手自動車部品メーカーであるデルファイは、自律走行車両の開発に関し「トランスデブ(Transdev)」とのビジネスパートナーシップ締結を行うことを、6月7日のプレスリリースで発表した。

トランスデブは、ユニバーサルルーティングエンジン(URE)やリモートコントロール・ソフトウェアなどの、公共交通機関専用ソフトウェアモジュールなどを提供している。

モビリティ操作への深い理解を持つトランスデブとの共同開発でデルファイは、モビリティオンデマンドやデータの管理能力の強化を行う。さらに、様々な車両タイプに合わせた、オートメーション化されたドライビングプラットフォームの拡大も行われる見込みだ。

商業的に実行可能なオートメーション化されたソリューション開発
デルファイとトランスデブは、グローバルに操作可能な商用のモビリティオンデマンドシステムをサポートする。このために必要とされる、自律走行車両や完全な自動運転車向けのソリューション開発を共同で行う。

新システムには、トランスデブのユニバーサルルーティングエンジンと、デルファイがMobileyeと共同開発した「Centralized Sensing Localization and Planning (CSLP)」と呼ばれるプラットフォームが使用される。

ドライバーレステクノロジーへの専門知識の深いデルファイと、クライアント・インターフェースを専門とするトランスデブの協力により、より速い世界的な自動運送システムの開発が期待される。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

デルファイ・プレスリリース
http://www.delphi.com/