ヒュンダイ、中国のウェブサービス会社「百度」とのパートナーシップを発表

上海で開催中のCESアジアで協力計画を発表
韓国の大手自動車メーカーヒュンダイは、中国でインターネットの検索などのウェブページを行うインターネット会社「百度(バイドゥ)」と新たにパートナーシップ契約を締結することを、6月7日のプレスリリースで発表した。

ヒュンダイと百度のパートナーシップは、6月7日から9日まで上海で開催されている「CESアジア」で計画が明らかにされた。同イベントでは、百度の「マップオート」と「Duer OS Auto」をヒュンダイのサンタフェに搭載し、百度のブースに展示した。

中国市場において、百度のナビゲーションシステムと自動音声認識テクノロジーが、車両に搭載されるのは初めてとなる。ヒュンダイでは、百度のテクノロジーを採用したモデルを、今年の後半から販売を開始する予定だ。

最新のコネクティビティ・サービスを中国の自動車市場へ
中国のドライバーに増えつつある「コネクティビティ・サービス」の需要を満たすため、ヒュンダイは百度と協力し業界をリードする、革新的でユーザーフレンドリーな車両の開発を行う。

「マップオート」はリアルタイムで、交通情報や駐車場をはじめとしスピード違反の取り締まりなどの警告を行う。また、「Duer OS Auto」は音声認識機能により、天気など様々な情報や機能を使用する際、音声の命令で操作することが可能となる。

ヒュンダイは新しい施設を貴州省に建設しており、ヒュンダイ初となる「ビッグデータ」を分析する海外の重要拠点となる見込みだ。新たなパートナーシップは、「オープンイノベーション」の計画を進めるヒュンダイの重要なステップとなることが期待される。

(画像はヒュンダイ ホームページより)


▼外部リンク

ヒュンダイ・プレスリリース
https://www.hyundai.com/