ベントラー、イギリスのコヴェントリーに新しい施設をオープン

ジャガーランドローバー向けの製品やサービス
ベントラーは、イギリスのコヴェントリーに、営業およびエンジニアリングの新しいオフィスを開設し、その開所式では、ベントラーのCEOであるLaurent Favre氏、グローバルカスタマーラインのディレクターであり営業責任者であるAndrew Gill氏が、主要顧客であるジャガーランドローバー、イギリスの国際通商省の関係者、ベントラーの従業員などの招待客を歓迎した。

新しい施設は1996年に建設されたコービーにあるベントラー部品工場に隣接しており、同社にとってイギリスでの2番目の施設となる。この開設は、ベントラーのイギリスにおける開発の重要なステップであり、ジャガーランドローバーとの関係の中でも重要である。

ベントラーのCEOであるLaurent Favre氏は、次のようにコメントした。
「我々は、顧客に近い場所において、優れた製品とサービスを緊密に連携させるために、主要市場に参入することを目指しています。」(プレスリリースより引用)

ベントラーの顧客は、同社が保有し世界中の市場で共有している能力から利益を得る。コヴェントリーは、ベントラーの主要顧客の1つであるジャガーランドローバーに部品を供給している8番目の工場となる。

長期的な協力関係で新しい技術開発も
グローバルカスタマーラインのディレクターであり営業責任者であるAndrew Gill氏は、次のように説明した。
「この新しい施設は、主に顧客のジャガーランドローバーとの関係を深化させることに焦点を置き、エンジニアリングやプログラム管理、販売活動を行います。ジャガーランドローバーとの長期的な関係により、様々な分野でサポートし合い、新しい技術を開発することができます。我々は高度な技術革新と問題解決の専門知識を提供します。」(プレスリリースより引用)

ベントラーは、この新しい施設とコービーにある既存の部品工場により、1980年代後半から主要顧客であるジャガーランドローバーとの関係を強化する。同社は、イギリスに加え、ブラジル、インド、中国、ヨーロッパ大陸でもジャガーランドローバーに部品を供給している。

コヴェントリーは、ウェスト・ミッドランズ州に位置し、バーミンガム市の近く。この場所は、ベントラーの世界中の施設と本社へアクセスが便利であり、顧客のニーズにも迅速に対応が可能である。同社は、2019年までに、この地域において、常勤換算で約12人の従業員を雇用する予定である。

(画像はプレスリリースより)


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