SKF、新型アルファロメオ ステルヴィオに高品質ハブベアリングユニットを供給

高い車輪負荷に耐える剛性
SKFは15日、フィアット・クライスラー・オートモーティブ(FCA)グループから最近発売されたパワフルな新型アルファロメオ ステルヴィオSUVに、同社の高品質ハブベアリングユニット「HBU3」が採用されたことを発表した。

完全に統合された軽量のホイールベアリングシステムであるHBU3は、必要なプリロードを提供するために、リングとボールセットが一致した複列アンギュラ玉軸受を備えている。接触角は、特定のプリロードを提供するように最適化され、この高性能車両で期待される極限の車輪負荷条件にも耐える。

また、HBU3は、非回転ベアリングリングにフランジを組み込み、ベアリングの回転リングに別のフランジを組み込んでいる。回転フランジはベアリングアセンブリ後に機械加工されることで、非常に低い振れ公差を実現し、制動中の振動と騒音を低減している。

優れた乗り心地とハンドリング性能
SKFは、ステルヴィオ用に3種類のHBU3を供給している。1つは非駆動輪用で、あとの2つは2輪駆動車と4輪駆動の両方に対応しており、ハブベアリングユニットは最大510hpのトルク容量に対応するに設計されている。

また、HBU3のレースウェイジオメトリが高い剛性をもたらすことによって、新型ステルヴィオの運転者は、優れた乗り心地とハンドリング性能を体験することができる。

SKFのFCAグループ、コーポレート・アカウント・ディレクターであるAndrea Reisoli-Matthieu氏は、次のようにコメントした。
「FCAはSKFの戦略的パートナーであり。我々は、印象的な新しいアルファロメオ ステルヴィオSU用の特別なハブベアリングユニットと、2.2ディーゼルエンジン用のバルブステムシールとリアクランクシャフトシールを含む、様々な製品を提供していることを誇りに思っています。この車両用のホイールベアリングは、GT車とオフロード車での作業経験を活用し、ステルヴィオの卓越したドライビング体験をサポートするように設計されています。」(プレスリリースより引用)

ハブベアリングユニットは、イタリアのSKFアイラスカ工場で製造されている。

(画像はプレスリリースより)


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