マグナ、BMWの新型530eプラグインハイブリッドの生産開始へ
BMW530eとジャガーI-PACEの製造契約
マグナインターナショナルは19日、オーストリアのグラーツにある契約製造工場において、2017年の夏からBMWの新型530eプラグインハイブリッドの生産を開始すると発表した。
この車両プログラムは、契約生産品と電化製品におけるMagnaの専門知識に対し、BMWが信頼を置いていることを実証したもの。グラーツで生産された最初のBMW車であるX3 SUVは、2003年に発売されている。
今回の新しいBMW 5シリーズの生産は、15年以上前に始まったBMWグループとマグナの戦略的パートナーシップが継続して成功していることを示したものといえる。
電気自動車アーキテクチャの専門技術を実証
マグナ・シュタイアのGuenther Apfalter社長は、次のように述べている。「我々は、電化車両のアーキテクチャを我が社のラインナップに追加することができて嬉しく思っています。 自動車の電化は業界では増加傾向にあり、我が社は、完全な車両ノウハウにより、顧客がその要求を満たすのに役立つことができます。」(プレスリリースより引用)
マグナは、2017年3月に、BMW 5シリーズセダンでスプリット生産を開始しており、2018年の第1四半期に、ジャガー初の電気自動車となる I-Paceの商業生産を開始する予定である。
今年、同社は、グラーツ工場において、様々な自動車メーカー向けに生産された車両が300万台を超える記録を樹立している。
(画像はプレスリリースより)
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Magna International News Release
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