クーパースタンダード、アジア太平洋向けシーリングテストセンター等を上海に新設

地域の拡大するニーズに対応
クーパースタンダードは、中国の上海に、アジア太平洋地域向けシーリングテストおよびシーリングプロトタイプセンターを開設したことを発表した。

最近、上海において同社のアジア太平洋地域テクノロジーセンターが設立されたことに続いて、これらの施設がオープンしたことは、地域の顧客にサービスを提供するための技術と製造の幅広い能力を創成することへのコミットメントとして、クーパースタンダードが地域で継続した投資を行うことを示している。

同社の会長兼最高経営責任者(CEO)であるJeffrey S. Edwards氏は、次のようにコメントした。
「自動車業界のリーディングサプライヤとして、クーパースタンダードは、地域の顧客のニーズに大きな重点を置いています。このアジア太平洋シーリングテストおよびプロトタイプセンターの開設により、我が社が持つ最新の革新的製品がこの地域に適応することを加速させます。」(プレスリリースより引用)

シールの研究と生産
上海市青浦区に開設されたアジア太平洋シーリングテストセンターは、面積が1,100平方メートルであり、アジア太平洋地域において、最も大規模で、多様かつ機能的なシーリング研究室である。このセンターは、自動車のシール仕上がり製品や材料の研究室、およびシステムをシールするための機能テストラボを保有している。また、中国でISO/IEC17025に認定された初めてのシール研究所となる。

一方、アジア太平洋シーリングプロトタイプセンターは、面積が1,140平方メートルであり、押出プロセス開発のために必要なリードタイムを大幅に短縮させることができる、完璧な生産ラインを保有する。

これらの施設によって、クーパースタンダードは、この地域の自動車の成長をサポートするために、先進的製品の設計と開発を実行することができるようになる。また、センターは、地域のエンジニアリング能力の育成に専念しているすべての最先端のトレーニングセンターを併設している。

(画像はCooperstandardより)


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