オートリブ、オートテックベンチャーズに1,500万ドルを投資
自動化と自律走行分野の強化に役立つ
オートリブは、デジタル陸上輸送ベンチャーキャピタルファンドであるオートテックベンチャーズに対し、1,500万ドルの投資を行うことを発表した。自動車産業に広く焦点を当てたファンドであるオートテックベンチャーズに対するオートリブの投資は、特にアクティブセーフティと自律走行の分野において、オートリブ独自のイノベーション戦略を補完する。
オートリブのエレクトロニクスセグメントは急速に成長してきており、今や同社の年間売上高の20%以上を占めている。オートリブが、自動車エレクトロニクス市場に初めて参入したのは、およそ15年前であった。
それ以降、オートリブは、自動車エレクトロニクス市場の特定のセグメントにおいて、特に、アクティブセーフティ製品と、自律走行やパッシブセーフティエレクトロニクスなどの技術に関して、主要的地位になるまで成長した。
この成功は、有機的成長と買収の両方を通じて構築されたもの。技術革新のペースが加速すると、こうした専門ファンドにおける投資は、外部のイノベーションを活用して、最新動向と機会の最前線に留まるための1つの方法になる。
オートリブの会長、社長兼CEOであるJan Carlson氏は、次のように述べた。
「自動車業界は未曾有の変化の時期を迎えています。自律走行や環境への配慮、共有モビリティに対して強化された焦点の組み合わせは、オートリブのような業界のリーダーのための新しい機会を提供します。オートテックベンチャーズのファンドは、特に、我が社の戦略の中核となる、自動化と自律走行の分野において、多数の革新的な新興企業を評価するための1つの方法を我々に与えてくれます。」(プレスリリースより引用)
新興企業による変革を後押し
オートテックベンチャーズは、特に、ソフトウェアとサービスに焦点を置いた、デジタル陸上輸送ベンチャーキャピタルの専門ファンド。幅広い取り引きの流れへのアクセスで、オートリブのようなトップレベルの企業投資家に提供する潜在的なファイナンシャルリターンに加えて、共同投資は、ファンドの新興企業のために正しいものであり、新興企業における独立した意見だけでなく、素早い意志決定も提供することとなる。
(画像はプレスリリースより)
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