オートリブ、LiDAR技術のリーダーVelodyne社と提携
自律走行車両の実現に貢献
オートリブは、レーザー測量技術のリーディングサプライヤであるVelodyne LiDAR社(以下、Velodyne社)と、LiDAR技術や自律走行車両のための重要なセンサを商業化する契約を締結したことを発表した。Velodyne社は、車載グレードのLiDARの開発において、オートリブを支援し、最初のアプリケーションは、「RoboTaxi」分野となる予定である。
契約に基づき、オートリブは、同社が持つ部品に関する開発と検証の機能とともに、Velodyne社のコア製品である3Dソフトウェア技術と独自のLiDAR ASICエンジンを使用して、スケーラブルな車載グレードのLiDARセンサを開発・販売していく。
両社は、自動車市場向けの低価格で高性能である、次世代LiDAR製品を最適化するために必要な、主要コンポーネントやテクノロジー、ノウハウ、その他の知的財産に貢献する。また、オートリブは、その受賞歴のあるビジネスで、顧客への商業的で技術的な主要インターフェイスとして機能していく。
LiDAR製品を商業化するために協働
この契約に関して、オートリブエレクトロニクスの社長であるJohan Löfvenholm氏は、次のようにコメントした。「LiDARは、車両が安全に自律走行するために重要なセンサです。Velodyne社のLiDAR技術におけるリーダーシップと結びついたオートリブの自動車設計や検証、大量生産の能力は、従来の自動車関連の顧客とモビリティプロバイダーのために、LiDARを商業化するための早道となります。オートリブの品質と堅牢性、ユーザーエクスペリエンスへのコミットメントは、変化する自動車業界において勝者となるために必要な信頼性を作り出します。」(プレスリリースより引用)
(画像はプレスリリースより)
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