ボルグワーナー、新型ダッジチャレンジャーGTにトルクオンデマンド・トランスファーケースを提供
後輪駆動と全輪駆動を自動的に切り替え
ボルグワーナーは、3.6リッターPentastar V6搭載の、FCAアメリカ2017年/2018年ダッジチャレンジャーGTに向けて、新しいビークルダイナミクス制御(VDC)技術を持った、「トルクオンデマンド」トランスファーケースを提供している。
ダッジチャージャーとクライスラー300で証明済みである、ボルグワーナーのオンデマンドトランスファーケースは、進歩した最新のVDC技術が装備されており、どんな天候や季節でも楽しいドライブ体験を実現するために、強化されたビークルダイナミクスを提供している。
ボルグワーナー・パワードライブシステム、社長兼ゼネラルマネージャーであるステファン・デマール博士は、次のように説明した。
「氷や雪の上、またはウェットな曲がりくねった道路において、ボルグワーナーの最新トルクオンデマンドシステムは、後輪駆動車のスポーティなハンドリングと、全輪駆動の強化されたトラクションと安全性を組み合わせています。我が社の新しいVDC技術を、ダッジとクライスラーの高性能車のラインアップに導入したことを嬉しく思っています。」(プレスリリースより引用)
ダイナミックな運転体験と優れた安定性を両立
ボルグワーナーのトルクオンデマンド・トランスファーケースは、ドライバーが操作しなくても、後輪駆動と全輪との間を、オンデマンドで自動的に移行する高度な電磁作動を採用したもの。新しいVDC技術は、ドライブライントルクを車輪に再配分するために、ヨーレートや横加速度、ハンドル角などの利用可能なセンサ入力を使用する。
スポーツモードでは、VDC技術は、よりダイナミックな運転体験をドライブ愛好家に提供するために、ブレーキング中心の受動的な安定性制御を発揮するが、全輪駆動のモビリティや、能動的な安定性制御も保持している。
そして、全輪駆動が不要な場合、フロントアクセルは、燃費改善のために自動的に切断されている。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
BorgWarner Press Releases
https://www.borgwarner.com/