矢崎総業、自動車用ワイヤーハーネスの製造をセルビア共和国で開始

投資額は2,510万ユーロ
自動車部品の大手サプライヤーである矢崎総業は、セルビア共和国のマチュヴァ郡シャバツ市に自動車用ワイヤーハーネスを製造する新会社を設立し、7月4日より量産を開始したことを明らかにした。

この新会社は矢崎セルビア有限会社(Yazaki Serbia d.o.o.)で、矢崎ワイヤリング・テクノロジー有限会社(Yazaki Wiring Technologies GmbH)の100%子会社であり、資本金は1.2億セルビアン・ディナール、投資額は2,510万ユーロで、敷地面積は68,575平方メートル規模となっている。
セルビア共和国で初の製造拠点
矢崎セルビア有限会社における従業員数は、2017年5月末時点で322名となっているが、2019年末までに1,700人を雇用する予定で、主に欧州のトラックメーカーの自動車用ワイヤーハーネスを製造し、7月より部品の納品を開始する予定となっている。

矢崎総業は自動車用ワイヤーハーネスでは世界首位のサプライヤーであり、45ヵ国に470拠点を保有している。欧州では、ドイツ、スペイン、イタリア、フランス、クロアチア、ポルトガル、英国、ベルギー、スロバキア、ブルガリア、スウェーデン、トルコ、 ルーマニアなどに拠点があるが、セルビア共和国では初の製造拠点となる。

なお、9月には関係者を招いて矢崎セルビア有限会社の開所式を実施する計画である。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

矢崎総業 プレスリリース
https://www.yazaki-group.com