豊田合成、新型サイドエアバッグ開発を発表

世界中の車両に搭載可能な新型サイドエアバッグ開発でより安全に
トヨタグループの主要企業である豊田合成は7月19日のプレスリリースにて、さまざまな車種に搭載可能な新型サイドエアバッグをトヨタ自動車と共同開発したことを発表した。

豊田合成がこのサイドエアバッグを開発したことで、世界中で使用されているさまざまな車両へ搭載可能になり、衝突安全アセスメント適合に貢献できるとした。

3バッグ構造でより速い速度に対しても瞬時に対応可能に
これまでのサイドエアバッグの構造は2つのバッグからなっていたが、新しいサイドエアバッグは3つのバッグで構成され、今まで以上に速い速度で衝突した場合にも対応可能になり、衝突の吸収率が上がったと発表した。

また、サイドエアバッグはシートのドア側に搭載されることで、衝突時と同時に開き、人間の胸部および腹部への衝撃を吸収することができるようになっている。

さらに、3バッグの内圧を車ごとに変更可能なため、どのような車種にも適合することができる画期的なエアバッグとなっている。

これからも豊田合成は顧客のニースに応えるべく、製品開発に取り組み、世界中のサプライヤー、顧客に貢献していくとコメントした。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

豊田合成 プレスリリース
http://www.toyoda-gosei.co.jp/news/detail/?id=594