ボルグワーナー、SEVCON社買収の契約を締結
電化推進ソリューションを補完
ボルグワーナーは、電化技術のグローバルプレーヤーであるSEVCON社を買収する正式契約を締結したことを発表した。
ボルグワーナーの社長兼最高経営責任者(CEO)であるJames Verrier氏は、次のように述べた。
「この買収は、あらゆるタイプの推進システムと燃焼システム、ハイブリッド車や電気自動車に関する最先端の技術を提供するための我が社の既存の戦略をサポートしています。我々は、SEVCON社の有能な従業員をボルグワーナーに迎えることを楽しみにしています。」(プレスリリースより引用)
取引の完了は、SEVCONの株主の承認と必要な法律の承認を含む特定の条件に従うものとする。取引完了は、2017年の第4四半期となる予定であり、企業価値は約2億ドルとなることが期待される。
ハイブリッド車や電気自動車の電源管理機器などを提供
SEVCON社は、電気自動車やハイブリッド車、ゼロエミッションのための電力ソリューションと制御に関するグローバルサプライヤーである。同社の製品は、オンロード車とオフロード車のスピードと動作を制御し、特殊な機能を統合するとともに、エネルギー消費を最適化して、大気汚染を減らすのに役立つ。SEVCONのバッシ部門は、電気自動車用の充電器、電源管理や、産業・医療・テレコム用途のための無停電電源システム、バッテリーの研究室用の電子計測器などを生産している。
同社は、アメリカ・イギリス・フランス・ドイツ・イタリア・中国およびアジア太平洋地域における事業からだけでなく、国際的なディーラーネットワーク上を通じて、顧客を提供している。
(画像はBorgWarnerより)
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