ボッシュ、サーボブレーキからブレーキパッドまでを発明

90年の歴史を振り返る
ボッシュは7月20日のプレスリリースにて、これまでボッシュが開発してきたブレーキの90年の歴史を振り返った。

ブレーキはどんな車両でも最も重要な安全部品であるとボッシュは考えている。

ボッシュがブレーキの歴史を変えたと言える
1920年代では、自動車ブレーキはエンジンの性能と当時の車両の重量に対して適応していなかった。しかし、1927年にボッシュが発表した空気式サーボブレーキは道路の安全性を大幅に向上させた。

この発明のおかげで、現代の商用車の制動距離は1/3にまで減少した。1年後には、ボッシュは乗用車のコンパクト・ブレーキ・アシストシステムを発表した。1936年には、現代のアンチロック・ブレーキ・システムの基礎を作った。

その後、1978年にはパワフルなデジタル技術により、アンチロック・ブレーキ・システムのシリーズ生産が可能になった。さらに1986年にはトランスコントロールシステム、1995年には電子安定プログラムが発表され、安全制動にとって最も重要なコンポーネントとなった。

ボッシュの革新的な開発がすべてのブレーキ部品に貢献
90年にわたり、ボッシュのエンジニアは、ブレーキシステムの技術革新、発明、特許取得により、車をより安全にする新基準を確立してきた。

アンチロック・ブレーキ・システムは自動車エンジニアリングの標準となり、電子安定プログラムは法的必要条件に定めている国もある。

その後、ブレーキ部品への開発に貢献し続け、2016年には革新的な高性能ブレーキ液ENV6とENV4を発表し、現代のブレーキシステムへの信頼性を高めたと言える。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

ボッシュ プレスリリース
http://www.bosch-presse.de/