デンソー、北米ミシガン州とオハイオ州の拠点に約7,550万ドルを投資
未来のモビリティの創造へ
デンソーは、デンソーインターナショナルアメリカ(以下、DIAM)を拡張するために、北米のネットワークにおいて合計で約7,550万ドルとなる投資を開始したことを発表した。
同社は、ミシガン州経済開発公社(MEDC)、オハイオ州開発庁(ODSA)、ダブリン市と協力し、中西部全体の活気のある自動車業界と優秀な人材プールを活用していく。
デンソー北米のボードメンバーであり、DIAM会長兼最高経営責任者(CEO)である伊藤健一郎氏は、次のように述べた。
「これは、優秀な人材を採用し我が社の革新の文化を育むことで未来のモビリティを創造するための投資における最初の1つです。今、我々のチームとリソースを展開することにより、我々は、高度電気自動車と自動走行車の未来の実現に役立ちます。」(プレスリリースより引用)
施設の改修と拡張、人材の雇用
デンソーはサウスフィールドには7,500万ドルの投資を行う。それにより、今後3年間で120人の新規雇用を創成し、自動車の安全性、サイバーセキュリティや自動走行車に焦点を置いた、未来のモビリティを開発するための研究開発施設を改修し拡張する。工場改修では、テスト施設を拡張し、新しいテスト設備を追加する。サウスフィールドでは、これまでの5年間で、販売と研究開発業務をサポートするために、2つの建物を追加して車両のテストストリップを購入して、44%までその足跡を拡大している。
また、ダブリンへの50万ドルの投資により、今後3年間で13人の新規雇用を創成し、10,000平方フィートの既存サテライトオフィスの完全改修を行う、同じ敷地内で5,000平方フィートのスペースを拡張する。
追加されたスペースでは、パワートレインおよびインフォテイメント分野における研究開発活動をサポートするとともに、この施設は品質工学の研究室として機能し、インフォテインメントシステムの検証業務も実施する。
デンソーとミシガン州経済開発公社は、技術を持った労働者を養成し、「Michigan Works!」のようなプログラムを通して支援の機会を提供している。同じく、オハイオ州開発庁は、デンソーのダブリンチームを拡張するために、パフォーマンスベースのインセンティブで16万ドルを提供する。
(画像はDENSO INTERNATIONAL AMERICAより)
▼外部リンク
DENSO INTERNATIONAL AMERICA Press Releases
http://www.densocorp-na.com/