ACCC、タカタ製エアバッグのリコール対象車を発表

リコール対象か メーカーやディーラーに確認を
7月13日にオーストラリアで、タカタ製エアバッグによる初の死亡事故が起きたこともあり、オーストラリア競争・消費者委員会(以下、ACCC)が、7月31日のニュースリリースで、リコール対象車を発表し、修理や部品交換などを呼びかけている。

衝突事故などの発生時にタカタ製エアバッグに採用されているインフレーターが破裂し、部品が飛ぶことにより、ドライバーに危険が及んでおり、世界中で死者や負傷者を出している。ACCCは、リコールの対象車になっていないか、メーカーやディーラーに確認を取るよう、自動車の所有者に強く求めた。

「BMW X5」&「BMW X6」だけで21,000台以上が対象
自動車関連メディアでは、「BMW X5」及び「BMW X6」2007年から2012年モデルだけでも、21,000台以上がリコール対象になっていると報じられた。更に、ACCCが発表したリコール対象車リストでは、乗用車のみならず、オートバイやトラックも含まれていることが分かった。

また、英数字からなる車両識別番号(VIN)を用いて、各社自動車メーカーが設けてるリコール関連のウェブページからも対象車であるかどうかの確認が可能としている。

(画像はACCC product safety Australia ホームページより)


▼外部リンク

ACCC ニュースリリース
https://www.productsafety.gov.au/