MMM、「パジェロ・エクシード」搭載のタカタ製エアバッグ交換を呼びかける

2010年から2014年に製造した128台が対象に
日本の自動車メーカーである三菱自動車のグループ会社、三菱自動車マレーシア(以下、MMM)が、2010年から2014年に製造した「パジェロ・エクシード」の所有者に、タカタ製エアバッグの交換を求めたことを、8日のプレスリリースで明らかにした。

上記期間にマレーシアで製造・販売された「パジェロ・エクシード」の128台で、運転席側タカタ製エアバッグのインフレーターが交換の対象。所有者には既に通知を送付したと発表している。

顧客の安全が最優先 交換諸費用はMMMが全額負担へ
今回の発表に関して、MMMの最高経営責任者(CEO)である新西知之氏は、
「所有者に対して、不便を掛けてしまい非常に残念に思うが、顧客の安全が最優先であり、より安全なインフレーターへの交換に努めていく。」(プレスリリースより引用)
と語った。

事故を起こした際に、タカタ製エアバッグ・インフレーターが過剰に起動することで、金属片が飛び散り、ドライバーなどにけがを負わせ、最悪の場合死に至る危険があるとして、同製品は世界的にリコールがされている。

MMMは、公式サービスセンターにおいて、無料でインフレーターの交換を行うとしている。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

Mitsubishi Motors Malaysia プレスリリース
http://mitsubishi-motors.com.my/