タカタ製欠陥エアバッグで、日産が所有者に最大500ドル&無料レンタルカー

日産では所有者およそ440万人 最大500ドルの賠償金の支払いへ
日産自動車アメリカが、タカタ製欠陥エアバッグが搭載された自動車の所有者に対し、最大500ドルの賠償金の支払いをする予定であることが分かったと、8日から各メディアが報じている。

トヨタとマツダなどを含めた自動車メーカー4社が対象車の所有者に集団訴訟を起こされており、タカタと5月に合計5億5300万ドルを支払うことで和解したことに続き、日産自動車はおよそ9900万ドルを支払うことで和解に合意した。

各社は、和解金をリコール修理にかかった費用の支払いや、リコール促進キャンペーンなどに使っていくとしているが、日産自動車は対象車の所有者およそ440万人に対し、1人につき最大500ドルの賠償金の支払いや、無料でレンタカー提供などをしていくとみられる。

日産、リコール完了は全体のおよそ30%に留まる
日産自動車においては、「マキシマ」や「ヴァーサ」、「パスファインダー」をはじめ、2001年から2017年までのモデル自動車がリコール対象となった。

自動車メーカー各社は、リコールに関する安全キャンペーンを打ち出し、タカタ製欠陥エアバッグの交換や修理を積極的に呼びかけている。日産自動車も対応を急いでいるが、6月末時点で、リコールが完了したのは全体のおよそ30%に留まっているとも報じられている。

(画像はCBS Sacramentoより)


▼外部リンク

CBS Sacramento
http://sacramento.cbslocal.com/

USA TODAY
https://www.usatoday.com/