オーストラリアの自動車、いまだ50,000台以上にタカタ製欠陥エアバッグ搭載

旧型「アルファ」が未だに多数搭載 ACCCが交換を呼びかける
タカタ製欠陥エアバッグの旧型「アルファ」が、いまだにオーストラリアの自動車50,000台以上に搭載されていることが分かったと15日、オーストラリアの各メディアが報じた。

オーストラリア国内で、旧型「アルファ」エアバッグは100,000台の交換が完了しているが、いまだに50,000台以上の交換がされていない事実が判明。オーストラリア競争・消費者委員会(ACCC)は、旧型、新型は関係なく、対象車のドライバーへ早急に交換手続きをするよう呼びかけている。

事故発生率50% 大手自動車メーカー5社に影響が
旧型「アルファ」は、タカタ製の他のエアバッグよりもはるかに事故発生率が高く、その確率は50%とも言われている。

消費者擁護団体のCHOICEは、トヨタ、レクサス、BMW、ホンダ、日産の自動車合計50,000台に、この旧型「アルファ」が搭載されているとした。

トヨタは、
「負傷・死亡事故発生を防ぐため、旧型アルファの交換を最優先として、リコール・キャンペーンを実施している。」(ABCより引用)
と話しており、他の自動車メーカーも対応を急いでいる。

(画像はABCより)


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ABC
http://www.abc.net.au/