マツダ、タカタ製エアバッグをおよそ80,000台リコールへ

助手席側が対象 2度目のリコールとなる自動車も
日本の自動車メーカーであるマツダ株式会社(以下、マツダ)が、タカタ製エアバッグが搭載された自動車、およそ80,000台をリコールすることが分かったと、アメリカのメディアが15日より報じている。

マツダがアメリカで展開するクロスオーバーSUV「CX-7」と「CX-9」、そして「Mazda 6」の2007年から2009年モデル、及び2012年モデルが、リコールの対象とされている。助手席側のタカタ製エアバッグ・インフレーターの交換が今回のリコールの目的であり、中には2度目のリコール対象となる自動車もあるとされた。

一時的ではなく完全な修理を 安全なインフレーターと交換へ
マツダは1月の一時的な交換対応において、古いタカタ製エアバッグ・インフレーターを、同じ部品の新しいものに交換しただけであった。しかし、今回のリコールでは、危険なガス発生剤である硝酸アンモニウムを使用していない、安全なものと交換していく。

タカタ製エアバッグが原因による事故は世界中で確認されており、死者19人、負傷者180人に上っている。アメリカでは自動車メーカー各社合わせて、4000万台以上がリコールの対象となるという、史上最も多いリコール数となっている。

(画像はFox32 Chicagoより)


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