ネクステア、2017年度上半期は売り上げが大幅に増加

2016年の同時期と比較し売り上げ・利益共に増加
自動車部品の大手サプライヤーで、モーションコントロールやステアリングシステムで世界をリードするネクステア・オートモーティブは、2017年6月30日までの6ヶ月間にわたる同社の財務結果を、8月15日のプレスリリースで報告した。

19億7400万ドルにのぼる売上高は、2016年の同時期に比べ2.6%増加している。また総利益は3億7150万ドルとなり11.1%の増加。さらに純利益では、1億7970万ドルに達し20.7%の大幅アップとなった。

ネクステアでは今回の2017年度中間結果により、グローバルチームの業務効率の向上とモーションコントロール開発のリーダーとしての地位強化につながると期待している。

アメリカや中国などにおける新製品の発売で増収に
ネクステアは2017年上半期に、アメリカで4製品、アジア太平洋地域では9製品、ヨーロッパと南米ではそれぞれ2製品を新たに販売した。これらの新製品には、2つの主要な製品ラインである「パワーステアリング」「ドライブライン」が含まれている。

さらに同社は、自動運転のためのモーションコントロールシステムとアクチュエータの発展に力を入れており、コンティネンタルとの共同開発を発表している。また、中国においても東風汽車有限公司と合併しアジア太平洋地域での事業拡大を行った。

ネクステアは、アメリカや中国、ヨーロッパなどで継続し安定した生産を行い新製品を販売したことが2017年上半期の増収につながったとみている。今後もイノベーションにより新たな製品開発を行い、市場における優位性を確保していくことが期待される。

(画像はネクステア ホームページより)


▼外部リンク

ネクステア・プレスリリース
http://www.nexteer.com/