ブローゼ、IAA2017 でフレキシブルなインテリアや高性能ドライブシステムを展示

高性能で高い快適性を提供
ブローゼは、IAA2017で、「メカトロニクスのコンピテンス」をテーマに、業界の変革を創成する、フレキシブルなインテリアと快適な車両利用のための新しいアプローチを紹介する。

同社は、12ボルトから810ボルトの範囲の車両電気システムで使用する電気モーターおよび駆動システムを提供するとともに、他のイノベーションにおける未来の車両利用についても展示を行う。

その中心的な要素は、サイドドアの開閉部分であり、それはオプションの機能として提供することもできる。ドライブは、駐車していた車両に乗る時などに自動的にドアを開き、快適性に関する完全に新しい体験を提供する。

ブローゼは、センサ技術を含む機械や電気、電子システム分野の組み合わせにおける専門知識を継続的に拡大してきた。2017年には、ドアの中のセンサはドアが開いた時に障害物を認識し、衝突が起こる前にストップするなど、機能強化された完全なシステムが提示された。

フレキシブルに対応するインテリア
シートの開発により、車の利用がさらに快適になり、調整可能なサイドクッションのような追加の機能は簡単に入れることができる。また、自動運転のために、車両のインテリアは変化する使用状況に動的に適応する。

ブローゼは、これらの開発を紹介するために、未来の完璧なインテリアを展示する予定。それは、ドライバーと乗客が働いたり、通信やリラックスしたりできるために、様々な運転モードを設定することができる。

また、かなり長い調整トラック付きのフロントシートを回転させたり、リアシートを畳んだりすることも、フレキシブルに行うことができ、ステアリングホイールがダッシュボードの中に入ったり、コンソールやディスプレイを変化するシート位置に適応させたりも可能だ。

電気システム向けドライブモジュラーシステム
その他にブローゼは、ステアリング・ブレーキ・トランスミッション・エンジン冷却用のモーターとドライブも展示する。

ハイブリッド車と電気自動車は、より高い動作電圧を有するため、特に高度な性能を求められる。ブローゼは、標準化されたコンポーネントを備えたモジュラーモーターと電子キットによって、12ボルトから810ボルトというあらゆるタイプの電圧のための電気システムアーキテクチャ要件に対応することが可能だ。

電気システムは必要な時のみ作動し、より経済的となる。また、乗客が車両に入る前に車が希望した室温となることを実現するエアコンシステムなど、ドライビングの快適性を向上させる。

(画像はプレスリリースより)


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