ボルグワーナー、トヨタ新型8速ATへオイルポンプチェーンを提供
6.35mmサイレント・オイルポンプチェーンを提供へ
アメリカの自動車部品メーカーであるボルグワーナーが、トヨタの新型8速オートマチック・トランスミッションへ、独自のオイルポンプチェーンを提供すると、24日のプレスリリースで発表した。トヨタの「カムリ」に搭載される、新型8速オートマチック・トランスミッションに、ボルグワーナーの6.35mmサイレント・オイルポンプチェーンを提供。トヨタが来年発表する新たなトランスミッションにも、同製品の採用が予定されている。

デュアルリンク設計のサイレントチェーンでNVHを改善
トヨタの「カムリ」に採用するオフアクシス・デザインは、トランスミッションのメイン・シャフトにスペースを作り、より効率的なオイルポンプの導入を可能にする。また、デュアルリンク設計のサイレントチェーンにより、騒音・振動・ハーシュネス(NHV)を改善。小型自動車へ高い耐久性と、優れたパフォーマンスを届けていく。
ボルグワーナーは、日本向けにローカライズしたサイレント・オイルポンプチェーン製品を、昨年から発表されている、トヨタのトランスミッションに採用してきた。アメリカ向けにローカライズされた、トヨタ自動車への同製品の導入は今回が初めてとなる。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
BorgWarner プレスリリース
https://www.borgwarner.com/