ハネウェル、パートナーのスクーデリア・フェラーリチームがフォーミュラ1で活躍

シーズン前半で4勝
ハネウェルは、スクーデリア・フェラーリとパートナーとなり、2017ワールド・コンストラクターズ・チャンピオンシップを目指す有名チームとして、フォーミュラ1において先進のターボチャージャーシステムを開発する意欲的なプロジェクトに取り組んできた。

シーズンの前半を終えて、スクーデリア・フェラーリは、12回表彰台にのり4勝を収めている。

ターボチャージャーと接続された車両技術の開発者でありグローバルリーダーであるハネウェルは、最新のエネルギーリカバリー技術で設計されたパワーユニットの一部として、1.6リッター以下V6ターボチャージャーエンジンも含むクラスのルールが変更になった2014年度からスクーデリア・フェラーリチームのパートナーとなっている。

ハネウェル交通システムの最高技術責任者であるCraig Balis氏は、次のようにコメントした。
「最近スクーデリア・フェラーリと交わしたパートナーシップは、増え続ける電力密度とエンジン効率のための継続的な改善と推進に基づいています。我々のモータースポーツへの取り組みは、量産車のために認定されてきたものを上回る未知の領域で協働できる機会を得られるものです。ターボチャージャー技術で知られている限界を破ろうとすることにより、我々は、世界をリードするターボチャージャー市場にもたらす我が社の能力を強化します。」(プレスリリースより引用)


軽量・高出力のターボチャージャーの開発へ
フォーミュラ1のための開発されたターボチャージャーは、一般的に、乗用車で使用される同様サイズのターボチャージャーに比べて、20~35%速い回転速度を達成する。

そして、典型的なフォーミュラ1のレース中のエンジンやターボチャージャーの消耗は、平均的な乗用車が、一般道を20,000マイル走行した場合に見られるものよりも激しいと推測されている。

ハネウェルは、同じサイズの量産ターボの6分の1となる重さで、16リッターの商用車エンジンのターボチャージャーと同等の電力を生成するターボチャージャーを開発するために、スクーデリア・フェラーリと協力していく。

(画像はHoneywellより)


▼外部リンク

Honeywell Press Releases
https://www.honeywell.com/