ボルグワーナー、HVH電機モーターをスカニアのハイブリッドバスに供給
クリーン・静音で都市型バスに適応
ボルグワーナーは、高電圧ヘアピン(HVH)410電機モーターを商用車セグメント市場に提供し、ドライブの電化に貢献していることを発表した。
モーターは、ブレーキを踏んだ時や坂を下っている間にエネルギーを創成することによりバッテリーを充電し、自動マニュアルトランスミッションの自動モードにおいて、シフトシーケンスをサポートする。
HVH410電動モーターは、クリーンで静かな稼動により、ゼロエミッションゾーンと騒音に敏感な地域において、バスを走行させることができる。
ボルグワーナー、パワートレインシステムズの社長兼ゼネラルマネージャーであるStefan Demmerle氏は、ハイブリッドと電気のテクノロジーは乗用車向けだけではないとし、次のように述べた。
「ボルグワーナーのHVH410電動モーターは、商用車のパラレルハイブリッド駆動のコンセプトを実現する鍵となるものとして、市場の要求と排出ガス規制の両方に対応しています。このアプリケーションと、スカニアとの将来のプログラムにおける開発パートナーシップは、ハイブリッドおよび電気製品の包括的な製品ポートフォリオを拡大し、そして、エンジン・ハイブリッド・電気自動車に向けたクリーンで効率的な技術ソリューションのグローバルリーダーとして、我が社の高い評価を強化するものです。」(プレスリリースより引用)
多機能で強力、簡単に統合可能
ボルグワーナーのHVH410電動モーターは、ハウジングモーターまたはローター/ステータアッセンブリーとして利用可能である。特許取得済みのHVH固定子巻線技術を採用した、多機能で強力な電動モーターは、最大トルクが2,000 Nm、最大出力が300 kW(402 hp)、出力効率は95%以上となる。さらに、コンパクトな寸法と個別にカスタマイズ可能なスタックの長さ、冷却および巻線の構成により、ほぼすべての電気およびハイブリッドアプリケーションへの統合が非常に簡単になる。その結果、ボルグワーナーは、特定の要件に合わせたカスタマイズ可能なソリューションを顧客に提供することができる
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
BorgWarner Press Releases
https://www.borgwarner.com/