タカタ製インフレーターが原因 フォード、「F-150」などをリコールへ
「F-150」&「マスタング」をリコールへ 2017年モデルが対象
アメリカの大手自動車メーカーであるフォードが、タカタ製インフレーターの採用されたエアバッグが搭載された、「F-150」及び「マスタング」をリコールすることが分かったと、各自動車関連メディアが8月31日より報じている。リコールの対象となるのは、2017年モデルの「F-150」及び、「マスタング」合わせて935台。助手席側のARCオートモーティブ製エアバッグに、タカタ製インフレーターが採用されており、事故の危険性が高いとして、フォードがリコールに踏み切る。
フォードは、タカタの工学施設での試験中、同製品に異常が発見され、タカタから連絡があったことを明らかにしている。
3か国の所有者に影響が及ぶ 今のところ事故報告はなし
リコール対象となる935台の内訳は、アメリカで650台、カナダで279台、メキシコで6台としており、3か国の所有者に影響が及ぶとみられている。フォードは今のところ、ARCオートモーティブ製エアバッグによる事故の発生や、死者や負傷者の報告はされていないとした。いつ顧客へリコール通知などが行われるのかなど、対応に関する詳細は、まだ明らかにされていないため、フォードに電話を掛けるか、専用ウェブサイトで情報を得ると良い。
(画像はTorqueNewsより)
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