ZF Friedrichshafen、TRWとワンカンパニーとして出展

統合プロジェクトをほぼ完了
自動車部品の大手サプライヤーであるZF Friedrichshafen(以下、ZF)は、2015年5月に自動車セーフティー部品の大手サプライヤーであるTRWオートモーティブを買収し、その後、統合プロジェクトを推進して「アクティブ&パッシブ・セーフティ技術」部門を新設するなど、当初3年から5年をかけて統合を行う予定であったが、既に統合プロジェクトの大部分が完了したことを明らかにした。

そして、TRWオートモーティブの買収から約2年半、ZFはTRWと「ワンカンパニー」としてフランクフルトモーターショーに出展すると発表した。
全部門をZFの名称で運営
今回のフランクフルトモーターショーにおいて、ガソリン車を電気自動車化できる「mSTARS」リアアクスルシステムや、ドライバーの不注意や逆走を防止する先進運転支援システムなど、ZFのビジョンゼロに向けた取り組みを紹介する予定となっている。

また、事故と排出ガスゼロを目指す「ビジョンゼロ」をメインテーマに掲げ、最新技術・製品の展示を行うとともに、屋外の「ニューモビリティ・ワールド」でコンセプトカー「ビジョンゼロ・ビークル」のデモンストレーションも実施する。

これに加えて2社統合のビジュアル表現として、新コーポレートデザインを発表し、全部門をZFの名前のもとで運営開始する計画である。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

ZF プレスリリース
https://press.zf.com/