グルーポアントリン、上半期の売り上げで25億9400万ユーロを達成

前年の同時期に比べ2.2%の増加
自動車の部品や内装の世界的なサプライヤーであるグルーポアントリンは、2017年度上半期の売り上げが25億9400万ユーロに到達したことを、9月6日のプレスリリースで明らかにした。

同社の上半期におけるEBITDAは2億6800万ユーロに達し、支払金利前税引前利益は1億8300万ユーロに達した。また、これらの数字には4月28日に売却された自動車用シート事業の売り上げは含まれていない。

今年に入り、関連事業への投資と、一部工場で新製品の製造・販売が行われたことが結果に反映された。グルーポアントリンでは、同社の歴史で最大となる9億ユーロを今後3年間で投資する予定だ。
トレーニングとイノベーションの重要性
グルーポアントリンは、自動車内装の製造部門において「トレーニング」と「イノベーション」が重要な役割を担っていると考えている。5月にはスペインのブルゴスに、初めてとなるプロのデュアルトレーニングセンターを開設した。

同センターでは、最初の学生50名がグルーポアントリンのための革新的なテクノロジー開発を目標として活動している。同社の戦略的優先事項であるイノベーションは、過去3年間で20の革新的なソリューションを発表し、現在は70以上のプロジェクトが研究段階にある。

グルーポアントリンではここ半年中国市場に注目しており、BMWやフォルクスワーゲン、フォードなどの自動車メーカーをはじめとし、中国最大の自動車メーカーとの重要な契約に成功している。

(画像はグルーポアントリン ホームページより)


▼外部リンク

グルーポアントリン・プレスリリース
http://www.grupoantolin.com/