オートリブ、吉利汽車に高分解能レーダーシステムを供給

自律運転に必要なレーダービジョンシステム
オートリブは、業界をリードする77GHの高分解能レーダーシステムを開発していることによって、中国の自動車メーカーである吉利汽車から採用されたことを発表した。

オートリブは、高品質製品の技術開発とイノベーション、製造に対するコミットメントと独自の強みが評価され、契約を獲得した。今年の初め、吉利汽車は、オートリブのモノビジョンカメラシステムに対する契約も締結している。レーダーとビジョンシステムは、自律的な運転の進歩に不可欠である。

同社の高分解能レーダーは、増加した検知点を考慮に入れ、複数のターゲット環境における優れたオブジェクト分離と空きスペース、後退時車両検知警報システムと死角警告における正確な検出を理解するための改善された能力につながるものだ。

優れた安全性と持続可能性で命を救う
また、オートリブのモノビジョンシステムは、車両や道路標識、道路標示などのオブジェクトを識別する、先進な画像処理アルゴリズムで構成されている。

このモノビジョンカメラは、子供や自転車を検知し、自動的に車両のブレーキを有効にして、車両の前方と後方にあるオブジェクトを分類することができる。さらに、モノビジョンシステムは、北米とヨーロッパ、中国においてNCAPの安全基準で5つ星を獲得している。

オートリブ・エレクトロニクスの社長であるJohan Löfvenholm氏は、次のように述べた。
「オートリブと吉利汽車は、安全性や持続可能性を信じ、技術の最前線に存在します。吉利汽車とのビジネスを獲得したことは、我が社を、北米やヨーロッパ、中国にレーダーとビジョンシステムを供給することで有名にし、世界でより多くの命を救うという我が社のビジョンを実現するものです。」(プレスリリースより引用)

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

Autoliv Press Releases
https://www.autoliv.com/