タカタ製エアバッグが原因で、BMWが合計21,650台をリコールへ

2007年から2012年に販売 「X5」&「X6」をリコール
ドイツのミュンヘンを拠点とする、世界的な自動車メーカーのBMWが、タカタ製エアバッグが搭載された対象車を、合計21,650台リコールすることが分かったと、自動車関連メディアが16日から報じている。

オーストラリアで、2007年1月1日から、2012年12月31日までに販売されたSUV「BMW X5 (E70)」と、「BMW X6(E71)」が対象。死傷者を多数出しており、世界的に問題となっているタカタ製エアバッグが、対象車に搭載されていることを、リコールの理由としている。

VINで対象車か確認が可能 修理や点検をするよう求める
対象車のオーナーには、BMWグループ・オーストラリアからリコールの通達があるとされている。BMWのリコール関連専用サイトにおいては、VIN(車両識別番号)を入力することで、対象車であるかの確認が可能。

シドニーでは7月、ホンダ自動車に搭載されていたタカタ製エアバッグが過剰に起動し、男性1人が死亡した。BMWは、対象車のオーナーに対して、地元のディーラーやメーカーに連絡し、安全確保のため、修理や点検を受けるように求めている。

(画像はCarAdviceより)


▼外部リンク

CarAdvice
http://www.caradvice.com.au/

SBS
http://www.sbs.com.au/

The Motor Report
http://www.themotorreport.com.au/