テネコ、北米商用車ショーにダイムラートラック搭載エンジン用後処理システムを出展

様々な自動車メーカーの車種に利用可能
テネコは、アトランタで開催される北米商用車ショー(NACV)に、新しいデトロイト社製中型エンジン「デトロイトDD5」と「デトロイトDD8」のための後処理システムを出展することを発表した。

この4気筒エンジンと6気筒エンジンは、現行と将来の排出量規定を遵守しながら、世界の様々な市場の厳しい要求を満たし、また超えるために開発された。そして、テネコは、同社独自の混合技術やマフラー、パイプを備えた尿素SCRシステムを含む、完全な後処理システムを提供する。

このシステムは、メルセデスベンツのトラックとバス、ゼトラ、フレイトライナー、フレイトライナー・カスタム・シャシー、バーラト・ベンツ、FUSO、トーマス・ビルト・バスなど、ダイムラートラックのポートフォリオに適応するように設計された、アンダーステップと平行、水平の多様なバリエーションに利用可能となっている。

世界の規制環境に適応
テネコの最高経営責任者(CEO)であるBrian Kesseler氏は、次のように述べた。
「我々は、ダイムラートラックとのパートナーシップにより、中型トラック用のグローバルなエンジンプラットフォームの重要な立ち上げをサポートできることを嬉しく思っています。このプラットフォームは、より良い燃費とCO2排出削減を実現しながら、世界の規制環境の進化するニーズに適応する、我が社の先進の後処理ソリューションを、商用車トラックの顧客に提供することにコミットしています。」(プレスリリースより引用)

後処理システムは、ドイツ、イデンコーベンにあるテネコのテクニカルセンターで設計が行われ、アメリカ、ネブラスカ州スワードにあるクリーンエア関連施設で、製造と組み立てが行われる。

テネコは、ダイムラーのグローバルサプライヤーであり、商用トラックソリューションに加えて、世界の多くの軽自動車プラットフォームにおけるライドパフォーマンスとクリーンエア技術を提供している。

(画像はTennecoより)


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