「CarMax」、リコールが必要なタカタ製エアバッグ搭載車を販売

8か所の店舗で1,700台を調査 4分の1以上がリコール対象車
アメリカ国内の自動車業界にフォーカスを置く、消費者擁護非営利団体のThe Center for Auto Safetyが、「CarMax」の販売する自動車を調査した結果、対象車全体の25%以上が、修理されていないリコール車であったと、9月28日のプレスリリースで発表した。

The Center for Auto Safetyが、国内最大の中古車販売会社「CarMax」の取り扱う自動車に対して、調査を実施。カリフォルニア州、コネチカット州そして、マサチューセッツ州の合わせて8店舗、1,700台に関して、全体の25%以上が、タカタ製エアバッグなどを搭載した車で、リコールの対象であることが判明したとしている。

「安全」と表示 GMイグニッション・スイッチも見つかる
タカタ製エアバッグのみならず、リコール対象製品となっているゼネラル・モーターズ(GM)の、イグニッション・スイッチを搭載する車両も、確認されたことも報告した。両製品ともに事故によって死者を出しており、大きな危険が潜んでいる。

中には「安全」と表示して販売する自動車もあり、The Center for Auto Safetyは、消費者を欺くような行為だと指摘している。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

The Center for Auto Safety プレスリリース
https://www.autosafety.org/ftc/