ホンダのタカタ製品リコール、90,000台以上が未修理の状態に

通知書にも反応なし 81%が完了も90,000台以上が未修理
ホンダ・オーストラリアが、タカタ製品でリコール対象となった、自動車の所有者へ、自動車を修理に出すように、再度呼びかけていることが分かったと、11日より各メディアが報じている。

タカタ製欠陥エアバッグが原因によるリコールでは、オーストラリアで既に全体の81%が、修理された。しかし一方で、90,000台以上が未修理の状態であることも分かっている。

ホンダ・オーストラリアは、リコール対象車の所有者へ、今までに最大8通もの通知書を送付したが、反応が得られなかったことを明らかにしている。

249万台の38%が修理完了 ACCCは強制リコールへの動き 
2009年以降オーストラリアで、多くの自動車メーカーがリコールに踏み切り、対象となった自動車数は249万台。今までにその38%が修理が完了している。

しかし、ホンダやトヨタ、BMWなどを含めた自動車メーカーでは、いまだ多くのリコール対象車が、修理などがされていない現状がある。また、フォードやジャガーなどの自動車がリコールになり、その数が増加し続けている。

これらを受け、ACCC(オーストラリア競争・消費者委員会)が9日、国内初となる強制リコール実施へ向けた会談を、連邦政府と行ったとも報じられている。

(画像はMotoringより)


▼外部リンク

Motoring
https://www.motoring.com.au/honda-ban-takata

THE Sydney Morning Herald
http://www.smh.com.au/

CarAdvice
http://www.caradvice.com.au/