ビステオン、新CEOにSachin Lawande氏を任命
6月29日付で交代
米自動車部品大手のビステオンコーポレーションは、6月10日、新しい社長兼最高経営責任者(CEO)にSachin Lawande氏(48)を任命すると発表した。同氏は6月29日付でTimothy D. Leuliette氏の後任となる。Lawande氏は、業界のグローバルリーダーとして10年以上の経験を持つ自動車メーカー用電子機器のベテランで、2005年から、ハーマンインターナショナルで指導的役割を歴任した。
直近では、年間売上高がほぼ30億ドルになるハーマンの最大部門である、インフォテインメント事業部の社長の任に就いていた。ハーマンに入社する前は、QNXソフトウェアシステムズと3Comコーポレーションで上級職にあった。

エレクトロニクスとソフトウェアがこれまで以上により重要
Lawande氏によると、自動車業界にとっては、エレクトロニクスとソフトウェアがこれまで以上により重要であり、新たに変容を遂げたビステオンは、顧客や株主のために価値を提供し続けるため、この分野における革新と技術のリーダーとして浮上する理想的な地位にあるという。取締役会会長のFrancis M. Scricco氏は次の様に語った。
我々はコネクテッド車両エコシステムのダイナミックな成長に投資を進めており、コスト効率の高い技術ソリューションを顧客に提供するため、Lawande氏の優れた経営手腕及び、自動車、技術、ソフトウェア業界での経験というユニークな組み合わせが任命の重要な要素だった。(ニュースリリースより引用)
▼外部リンク
ビステオンニュースリリース
http://www.visteon.com