デンソー、米ミシガン州の生産拠点を拡張
製品ラインナップを強化
デンソーは、アメリカ、ミシガン州バトルクリークにある、デンソー・マニュファクチュアリング・ミシガン社(以下DMMI)に対し、約5360万ドルを投資し100人の従業員を新規雇用すると発表した。
投資は2014年後半から開始されており、2015年を通して継続する予定。
従業員のスキルアップにも
DMMIの社長であり、デンソーサーマルシステムズ・ノースアメリカセンターの最高経営責任者(CEO)である、桑村信吾氏は次のように述べている。「デンソーのバトルクリークの施設は、我が社の北米におけるサーマル生産の中心拠点です。今回の投資により、我々の「次世代」の製品生産とテスト機能を拡張することが可能となり、また、従業員の「次世代」に向けたジョブスキルを開発するために、トレーニングやリーダーシッププログラムをリードする場所を作り上げてくれます。」(DENSO NORTH AMERICAN MEDIA CENTERより引用)
物流作業や検証テストなども実施
デンソーは、製造、倉庫、製品テスト、その他のサポート機能のため、フォートカスター工業団地内に、130万平方フィート以上の面積となる2つの建物を購入し、DMMIのフットプリントを増加。一つの建物では、部品の保管やパッケージングだけでなく、顧客への配送や返品受付なども行う。もう一方の建物では、新製品のテストを行い、さらには、バトルクリーク・アーカンソー州・カナダ・メキシコの火力発電所のために、エンジニアリングプロセスの変化や、その他の製品信頼性試験を専門的に実施していく。
DMMIの発表によれば、2013年1月に発表された、北米向けに約10億ドル、アメリカに7.5億ドル以上を投資するというデンソーの拡張計画の一部は、地域全体の製品開発および製造能力を強化し拡大するためのものである。
▼外部リンク
DENSO NORTH AMERICAN MEDIA CENTER LATEST NEWS
http://densomedia-na.com/news/show/id/577
DENSO Manufacturing Tennessee,Inc.
http://www.densocorp-na-dmtn.com/