ジョンソンコントロールズ、トヨタ自動車の「TNGA推進優秀賞」を受賞

クルマづくりの構造改革に貢献

ジョンソンコントロールズは、トヨタ自動車が展開している、自動車開発のすべての段階における構造改革である「Toyota New Global Architecture」(TNGA)を促進した功績に対し、トヨタ自動車から表彰された。

ジョンソンコントロールズの会長兼最高経営責任者(CEO)であるアレックス・モリナローリ氏は、名古屋で開催されたトヨタのグローバルサプライヤー大会において、トヨタ自動車の最高経営責任者(CEO)である豊田章男氏から「TNGA推進優秀賞」を授与された。

高性能の次世代フロントシートを共同開発

グローバルなマルチ産業会社であるジョンソンコントロールズは、トヨタの増大する安全要件を満たすと同時に、重量や部品の複雑さを低減させ、また効果的にグローバルな性能を活用するによってコストも削減した、次世代のフロントシート構造の開発に成功。

また、エンジニアリング、製造、販売のチームは、通常よりも18カ月も前倒しして、トヨタのエンジニアリングと購買チームとの共同開発プロセスを開始した。

開発の初期段階でのシート設計に対して、最適化された生産要件を実装することにより、チームは、トヨタがグローバルに活用し、長期的に競争力があると見込まれる製品を生産することが可能となる。

モリナローリ氏は次のようにコメントしている。

「ジョンソンコントロールズのオペレーティングシステムが価値あるものだという素晴らしい例となった我々の努力に対して、トヨタが評価してくれたことを光栄に思います。我々の成功の大きな要因は、ワールドクラスの製造能力と顧客とのコラボレーションへのコミットメントを実行していることであり、我々はトヨタとともに継続的な成功を収めることを期待しています。」(Johnson Controls HPより引用)



トヨタと連携したチームは、近い将来まず北米において、共同開発したシートの生産を開始する予定。


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http://www.johnsoncontrols.com/content/us/en/news.html