北京現代、中国に4つ目、5つ目の工場を建設予定
各工場にて年間30万台製造予定
2012年に北京汽車工業控股と現代自動車の合弁によって設立された北京現代(Beijing Hyundai Motor Company)は中国で同社の4つ目、5つ目となる工場を2015年に建設すると発表した。 
北京現代は4つ目の工場を河北省の滄州市(そうしゅうし)、5つ目を重慶市(じゅうけいし)に設立予定で、各工場では年間30万台製造するという。
完成は2018年
新施設の完成は2018年に予定されており、新工場の稼働を開始すると北京現代は全体で年間165万台を中国で製造できるようになる。2016年後半には4つ目の施設にて年間20万台のペースでの製造を開始し、後ほど拡張して目標である年間30万台の製造規模となる予定だ。
河北省に建設する工場は200万平方メートルの敷地に建てられ、22万平方メートルの床面積を持つ自動車製造施設となり、スタンピング、溶接、塗装、組み立て、モジュールのライン製造を行っていく。
重慶市に建設する5つ目の工場は床面積27万平方メートルを持ち、2015年の第3四半期に建設を開始する。完成すると4つ目の工場と同じ30万台の年間製造数を誇る予定で、自動車とエンジンを主に製造する予定。
5つ目の工場は2017年前半に稼働予定で、中国マーケット向けにデザインされた小型、中型のモデルがこの工場から送り出される事となる。
▼外部リンク
ヒュンダイモーターニュース
http://globalpr.hyundai.com/prCenter/news/newsView.do?dID=3844