ヒュンダイ、市場シェア拡大でヨーロッパ経済に大きく貢献

競争力の高いヨーロッパ自動車業界で存在感を発揮
韓国の大手自動車メーカーヒュンダイは、安定した成長率でヨーロッパにおいて重要な経済的地位となっていることを、10月19日のプレスリリースで報じた。

コンサルタント会社「ロンドンエコノミック」の研究によると、ヒュンダイは「並外れた」成長率でヨーロッパにおける重要な経済的地位を獲得した。

ヒュンダイは、ヨーロッパに研究開発から流通に至るまでのバリューチェーンを持ち、販売流通ネットワークは全てのEU加盟国に広がっている。販売と流通ではヨーロッパのGDPに16億ユーロ、研究開発施設では2420万ユーロの追加でヨーロッパのGDPに貢献している。

EU加盟国でヒュンダイ車両の販売台数は昨年より7.2%増加
ヨーロッパでヒュンダイ車両は市場シェアを3.3%に高め、EU加盟国ではヒュンダイが販売する車両台数が前年に比べ7.2%増加した。また雇用の拡大にも力を入れており、ヨーロッパ全体で20万5655人がヒュンダイで働いている。

2016年にヒュンダイは、ヨーロッパにおいて50万台以上の車両登録を達成した。こうした成功により同社は、関税や所得税を含めヨーロッパ政府へ総額13億ユーロの税を支払った。

製造や供給、研究開発、販売及び流通などで直接的な面だけでも27億ユーロを生産しているヒュンダイ。その上ヨーロッパで、自動車市場の経済だけでなく雇用増加や税により地域の経済を大きく支えている。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

ヒュンダイ・プレスリリース
https://www.hyundai.news/