クーパースタンダード、ミシガン州に新しいグローバルテクノロジーセンターを開設

規模と容量を拡大
クーパースタンダードは、進化する自動車産業と関連市場の需要に対応する顧客のために、ミシガン州のリボニアに新しいグローバルテクノロジーセンターを開設したことを発表した。

137,750平方フィートの面積を持つグローバルテクノロジーセンターは、ミシガン州ファーミントン・ヒルズにある以前のテクニカルセンターの規模と容量を大幅に拡大しており、クーパースタンダードのグローバルな顧客基盤を作るものである。

そして、材料科学、工作機械器具設備、開発、生産、検証の機能を提供し、材料開発から生産実態までの成果を得るためのノウハウとともに、同社のイノベーションと開発チームを、1つの施設に統合している。

イノベーションを強化推進
クーパースタンダードの会長兼最高経営責任者(CEO)であるJeffrey S. Edwards氏は、次のようにコメントした。
「この新しいグローバルテクノロジーセンターは、我が社のイノベーションプロセスを推進し、連携を強化するために建設されました。この最適化された施設は、i3のイノベーションプロセスの成功から生まれた積極的な開発に専心しています。この施設の新しい能力で、我が社は、10年間革命的ではなかった自動車分野にイノベーションをもたらし、関連市場で独自の拡張した機会を創成しています。」(プレスリリースより引用)

研究開発と生産、その他様々な機能を提供
グローバルテクノロジーセンターの特徴としては、まず、基礎化学から最終製品まで、同社のグローバルな材料研究の取り組みをリードしていること、シーリング・燃料とブレーキのデリバリー・流体伝達と防振システムなど、あらゆる製品ラインをサポートしていることが挙げられる。

次に、完全に統合された材料開発研究所や、プロトタイプ制作、DV/PVテストラボ、フルサービスのツールショップ、パイロット製作と高度な製造技術に向けた生産ライン、イノベーションショールームと自動車展示エリアを提供している。

さらに、強化されたコラボレーションを可能にし、イノベーションに焦点を当てた製品を推進するための製品戦略チームを保有しており、自動車産業の国際的な品質マネジメントシステム規格である「IATF 16949」の認定済みである。

(画像はCooper Standardより)


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