日本精工、イスラエルのホイールメーカーに出資
イスラエルのSoftWheel社に出資を発表
日本精工は11月7日のプレスリリースにて、イスラエルのホイールメーカーであるSoftWheel社に出資することを発表した。日本精工は国内外に関係なく、パーソナルモビリティ開発を行うベンチャー企業へ積極的に投資することを考えている。
今回のSoftWheel社への出資はパーソナルモビリティ市場との接点強化にもつながる。今後も日本精工はベンチャー企業と技術協力を図り、新たな革新を目標にしていく。
車椅子・自転車産業から自動車産業へと事業を拡大
SoftWheel社は2011年に設立され、北米および欧州の車椅子市場で事業を展開してきた会社である。モビリティの快適性、省エネ性を向上させる開発に取り組み、障害物の衝撃を吸収できる製品を開発してきている。また、ノンパンクタイヤと組み合わせることで、より快適な乗り心地、メンテナンスの軽減なども期待できる。これまでは車椅子市場、自転車事業を展開してきたが、同時に自動車産業への展開も視野に入れて製品開発を続けてきている。
日本精工のベアリング開発、製造を組み合わせることで、さらなるグローバル産業の発展につながることが期待される。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
日本精工 プレスリリース
http://www.nsk.com/jp/company/news/2017/1107a.html